嵐にも曲提供したシンガーソングライターの岡部真由美です。
カラオケは年齢を問わず、常に人気ですね。
歌うことが大好きで、「今よりもっと上手く歌えたらいいのにな。」
と思っておられる方も多いと思います。
カラオケの途中でのどが痛くなったり、
声がかすれてきたりすると残念な気持ちになりますよね。
もっといい声で、長く、のびのびと歌えたらもっと楽しい時間も長くなるのに。
私もかつてはそうでした。
すぐにのどが痛くなったり、声がかすれて裏返ったりしたこともありました。
高い声をもっと力強く出したい!
低い声をもっとふくよかに出したい!と思って、
ボイトレにも通い始めました。
するとその先生からまず、「お腹から声を出すこと」を教わりました。
吸ったりはいたり、普段なにげなく無意識に行っている呼吸を意識することで、
歌い方がどんどん変わっていきました。
そして今ではワンマンライブで20曲ほど歌っても、喉が痛くなったり、かすれたりしなくなりました。
そこで今回は、歌が飛躍的に上達するボイトレの最初のステップを紹介したいと思います。
正しい姿勢で歌う
歌っているときの姿勢に意識したことはありますか?
良い姿勢のときは、肺にたくさんの空気が入ります。
前かがみになると胸がつぶれて空気をたくさん入れることができません。
また、肩をそらしすぎてもどこかに力が入ってしまっています。
まず、まっすぐに立って、胸は高い位置にもっていきます。
「自分が自然と感じる姿勢が一番リラックスできる!」と感じても、
正しい姿勢になっているか、鏡でチェックしてみてくださいね。
正しい姿勢とは?
両足を肩幅くらいに広げてまっすぐ立ちます。
ひざはリラックスさせて、胸は高い位置にあるようにします。
肩や首もリラックスさせます。
身体の感覚よりも、鏡を見てチェックした方が最初はわかりやすいです。
ぜひ、鏡の前で練習してください。
なんとなく、オペラ歌手の姿勢のようではずかしいですか?
でもぜひ、あなたの声のために、全身を使って支えてください。
肺活量を減少させてしまわないように、
声帯を痛めてしまわないように、
良い姿勢で歌う習慣をつけましょう。
呼吸法に取り組む
歌うことは誰にでもできますが、いい演奏をするためには訓練が必要です。
歌うことと、呼吸することは、とても密接な関わりがあるんですよ。
呼吸を調節できるようになると、あなたの声もどんどん変わっていきます。
これには少しコツがあって、それをつかめばぐんぐん声は伸びていきます。
「腹式呼吸」という言葉は聞いたことがありますか?
この呼吸法が、あなたの歌を支えて上達させてくれますよ。
毎日少しずつ意識して、「腹式呼吸」を体に覚えてもらいましょう。
しっかり腹式で呼吸できるようになると、のどや肩に変な力が入ってじゃまされることなく、
のびのびと歌えるようになります。
この「腹式呼吸」のやり方は、このあと詳しく説明しますね。
まとめ
歌を上達させるためにはまず、
まっすぐ立ち、胸を高い位置にキープして、正しい姿勢を心がける。
「腹式呼吸」で、声と呼吸の関係を意識する。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。